一般社団法人 日本整形内科学研究会

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[内容更新][対面]鍼灸師はじめてのエコー  ~眼と手、そして脳を変える1dayセミナー~ - お知らせ

[内容更新][対面]鍼灸師はじめてのエコー  ~眼と手、そして脳を変える1dayセミナー~

一般社団法人 日本整形内科学研究会では、2023年10月9日(月祝) に開催を予定している「[対面]鍼灸師はじめてのエコー  ~眼と手、そして脳を変える1dayセミナー~」の内容を変更いたしました。

変更点:参加費用

  • JNOS会員:旧:17,000円⇒新:10,000円
  • JNOS非会員:旧:25,000円⇒新:12,000円

講師陣からのメッセージ

このセミナーは、エコーを使う鍼灸師の裾野を広げ、ひいては鍼灸師のレベルアップを図りたいという願いから企画されました。

実は理学療法士、柔道整復師のエコーセミナーはこれまでも他団体により度々開催され、エコーが着実に浸透しつつあります。対して、鍼灸師向けのそれは見たことがなく、残念ながら鍼灸師だけが ”取り残されている” 感が拭えません。

確かに、多くの鍼灸師が病院勤務では無く、高価な機器は購入出来ないという現状があろうかとは思います。しかし、だからといって以前の私のようにエコーを無視する、諦めてしまうのは、非常に残念だと言わざるをえません。

 

鍼灸師に度々エコー指導をされてきた総合診療医の小林只医師から、以前このようなことを言われたことがあります。 「鍼灸師は、触診してしこり(筋硬結)だと思ったところに、すぐ鍼をする傾向があるが、エコーで視ると実はそうではない、実は別のものだった、ということもある」

私はその時、それまでの自分に大いに反省させられたことを覚えています。事実、手の感覚に頼ることばかりで、解剖学をおろそかにしている鍼灸師は少なくないのではないでしょうか。

10月のセミナーではエコーを使い、さらに詳しいお話をしていただく予定です。

 

また小林只先生には、鍼灸師にとって馴染みの有る胸腹部のツボ、中脘や天枢などの下には、どのぐらいの深さに、どんな臓器や血管があるか、も解説していただきます。

鍼灸が、安心、安全に、なおかつ確実な効果を出すために、エコーは大いに役立ちます。

 

また、もう一人の特別講師である洞口敬医師からは、鍼灸師が知りたい整形外科疾患と部位について、実技を踏まえて講義していただく予定です。

洞口先生はスポーツ外科がご専門ですので、個人的には投球肩に関係する四辺形間隙(QLS)について、お伺いしたいと考えています。この部位は、デスクワークの方にも腕の痺れや痛みを発症させる部位で、経穴でいう肩貞、腧兪の付近ですから、施術に大いに役立つことと思います。

 

リテラシー(literacy)という言葉があります。読み書きの能力、という元々の意味が派生して、金融リテラシーとか、ネットリテラシーというように、今では様々な分野で知識や能力を活かす、という意味でも使われるようになりました。

近い将来、エコーリテラシーという言葉も言われるようになるかもしれません。そしてそれは、今後の鍼灸師に求められるようになってくると確信しています。実際、当会のwebinarを始め、鍼灸学会や書籍でも、エコー画像を当たり前のように見かけるようになりました。

単なるモノクロの模様にしか見えなかったエコー画像は、エコーに触れ、知識を学ぶことで、多くの情報が詰まった、施術に有益な画像に変わります。その第一歩が、この「鍼灸師はじめてのエコー」セミナーです。

 

今回、一人でも多くのエコー未体験者、初心者が、気軽に参加していただけるよう、参加費用を会員は17,000円からなんと1万円に、非会員の方は25,000円から12,000円に大幅値下げいたしました。このようなエコーに馴染みのない鍼灸師対象のセミナーは、今後開かれないかもしれません。

この機会に是非参加されることをお勧めいたします。会場でともに勉強できることを楽しみにしています。

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