一般社団法人 日本整形内科学研究会では、2020年4月25日(土) に第4回 JNOSウェビナー[Web Seminar] を開催いたした。
これは、昨今のコロナウィルス感染拡大防止対策のみならず、従来からいただいていた、実際の集会、セミナーに参加するのが困難であるのでオンライン講座などをもっと積極的にやってほしいという要望に応えるものです。
概要:第4回 JNOSウェビナー[Web Seminar] 講義
第4回JNOSウェビナーは「頚肩部 その4」をテーマに開催しました。
70分の講義に続き、20分程の質疑応答の時間には10個の質問がでるほどの大盛況でした。
- 学術局長小林只先生による動作分析を中心とした発痛源評価(多様なアングルの画像を駆使した説明)とレッドフラッグの解説
- 会長木村裕明先生による各発痛源に対応した治療手技のポイントとオリジナルの解剖図を元に解説
による総集編でした(以下図参照)。
動画公開:第4回 JNOSウェビナー[Web Seminar] 講義
第4回JNOSウェビナーの動画およびディスカッションは、会員限定フォーラムで閲覧可能です
- 前半の講義動画(62分程)
質疑応答[目次]:第4回 JNOSウェビナー[Web Seminar]
- セミナー中の質疑応答の動画(25分程):目次は以下です。
質疑応答は、会員アーカイブで動画で視聴できます。
- 00:13:質疑応答セッションの開会の挨拶
- 00:34:質問1)頚部伸展時の前頚部つっぱり感の「開口閉口」の変化:顎関節と広頚筋の判別方法は?
- 03:52:質問2)顎二腹筋を疑う臨床上のポイントは?
- 06:52:質問3)挺舌しにくい場合における、舌骨下筋群と舌骨上筋群の鑑別方法は?
- 08:13:質問4)嚥下障害の原因としての筋膜性疼痛症候群(MPS)と中枢性疾患の鑑別方法は?
- 09:43:質問5)顎関節側頭筋・外側翼突筋の3つ顎関節に関連した、発痛源の鑑別方法は?
- 13:26:質問6)「凍結肩」に対してC5~8リリースはサイレントマニピュレーションのように有効ですか?
- 14:15:質問7)「寝違え」で頸部後屈回旋ができない場合、椎間関節か筋由来かの鑑別は?
- 15:15:質問8)胸鎖乳突筋の後ろで大耳介神経をエコーで描出できるか?また、大耳介神経の治療を検討するポイントは?
- 16:09:質問9)パーキンソン病など中枢神経疾患での拘縮や筋緊張亢進もfasciaハイドロリリースが適応となる場合はあるのでしょうか?
- 17:18:質問10)腺組織(耳下腺)の深層の咬筋に対する穿刺刺鍼方法の工夫は?
- 18:46:質問11)線維筋痛症患者へのファシアリリースの適応は?顎関節と線維筋痛症の関係性は?
- 21:08:質問12)肩関節3rd内旋外旋動作で、大胸筋・小胸筋・広背筋・大円筋の「収縮痛と伸張痛含めた」鑑別方法は?
- 22:38:質問13)大胸筋腹部線維と上肢運動の連関に関して、野球の投手の投げるフォームを例に教えて頂けませんか?
- 専用フォーラム内でディスカッションもあり。
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