一般社団法人 日本整形内科学研究会

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【講義資料公開・報告】第14回 JNOS ウェビナー[Web Seminar] (2020年9月19日[土]開催) - お知らせ

一般社団法人 日本整形内科学研究会では、2020年9月19日(土) に第14回 JNOSウェビナー[Web Seminar] を開催いたした。

これは、昨今のコロナウィルス感染拡大防止対策のみならず、従来からいただいていた、実際の集会、セミナーに参加するのが困難であるのでオンライン講座などをもっと積極的にやってほしいという要望に応えるものです。

概要:第14回 JNOSウェビナー[Web Seminar] 講義

第14回JNOSウェビナーは「エコーセミナー Vol.4 「肘・前腕部:上腕骨外側上顆炎に対する整形内科学的評価(問診・解剖・触診・エコー)と治療~基礎編~」をテーマに開催しました。

今回は、機材トラブルがあり、講師側のスライドおよび音声が一部不明瞭であり、参加者のみなさま方にはこの場をかりてお詫び申し上げます。参加者皆様には、後日再視聴できますように対応致します(会員は、会員専用フォーラムのアーカイブ。非会員は、一定期間の閲覧資格の付与)。何卒ご容赦のほどよろしくお願いいたします。

今回は当会ウェビナーのエコーセミナーシリーズの第4弾! 「治療技術の学習」分野の、第4回目となるエコーセミナー④で、講師・座長は、第9回JNOSウェビナーの講師陣らによる開催されます。これまでの回と同様に、「注射した!→効いた!」という短絡的学習とは一線を画した、当会の特色である、ファシアを含めた機能解剖を基礎とした評価方法(特に問診・動作分析・触診を中心に、基本となるエコー画像の提示、エコーガイド下触診など)に関して「多職種連携」の利点を活かした学習方法を紹介しました

今回は、基礎編として、エコーを有効活用するための、エコー以外の技術の重要性を具体例とともに提示致しました治療手技としては徒手・鍼治療を一部紹介しました。

肘外側部痛(いわゆる”上腕骨外側上顆炎”と称される患者さん達)の治療に対する、最新の発痛源およびハイドロリリースに関しては、当会木村裕明会長等による発展編(日程調整中:ウェビナー日程)の開催を予定しています。

  • 会長木村裕明先生による開会の挨拶の後、座長の鈴木茂樹先生の司会の元セミナーが開始しました。
  • 銭田良博先生、およびゼニタスタッフである渡邊久士先生と逆瀬川雄介先生が、「整形内科とは何か?」、「外側上顆炎(という名の肘外側部痛)」の系統評価方法について、問診・身体診察(整形外科的評価とfascia評価の融合)について事例を元に説明。
  • 谷掛洋平先生が、2画面配信(エコー画像および手元プローブ操作外観像)による肘部のエコー解剖を説明。
  • 石田岳先生が、2画面配信のライブで、末梢神経の走行およびAngiosomeも念頭においた動脈の走行について、エコー解剖を説明。
  • その後、再度銭田良博先生が、運動療法と物理療法の概要を説明し、逆瀬川雄介先生が実際に活用している物理療法機器の使い方と治療手技とともに解説。
  • 最後に、銭田良博先生が、肘外側部を痛めやすい職業や状況の代表例について、評価~生活指導・道具指導まで”整形内科”としての対応につき、概説しました。
  • 学術局長小林只先生による開会の挨拶では、「従来、肘外側部痛の患者は一律に外側上顆炎という病名の元、ただ圧痛点を中心にステロイド剤などの局所注射が実施されていた。しかし難治例、そもそも肘外側部痛の原因は、肘部の炎症性病態の判断、そして頚部・肩部からの関連津、前腕・手部に付着する筋群およびfascia全体、と多様であり、系統的な評価が必要である」ことを強調しました。そして、後日応用編として、木村会長とセミナーを実施する予定との説明がありました。

 


動画公開:第14回 JNOSウェビナー[Web Seminar] 講義

第14回JNOSウェビナーの動画およびディスカッションは、会員限定フォーラムで閲覧可能です

  • 前半の講義動画(70分程)
    質疑応答・ディスカッション(10分程)
  • 専用フォーラム内でディスカッションもあり。

入会案内 

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