一般社団法人 日本整形内科学研究会

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【講義資料公開・報告】第25回 JNOS ウェビナー Dr.吉田の腰殿部痛③「fasciaの概念からみた腰殿部痛」 (2021年3月27日[土]開催) - お知らせ

一般社団法人 日本整形内科学研究会では、2021年3月27日(土) に第25回 JNOSウェビナー[Web Seminar] を開催しました。

これは、昨今のコロナウィルス感染拡大防止対策のみならず、従来からいただいていた、実際の集会、セミナーに参加するのが困難であるのでオンライン講座などをもっと積極的にやってほしいという要望に応えるものです。

概要:第25回 JNOSウェビナー 講義「fasciaの概念からみた腰殿部痛」

第25回JNOSウェビナーは、「治療技術」分野をで「Dr.吉田の腰臀部の診方シリーズ Vol.3【fasciaの概念からみた腰殿部痛】」をテーマに開催しました。

今回は、腰臀部痛診療のスペシャリストである吉田眞一先生(当会理事・東海北陸ブロック長、愛知県名古屋市・よしだ整形外科クリニック 院長))によるJNOSウェビナー連載の2回目でした。

吉田眞一先生は数多くのご講演をされていますが、その多くは初学者用でしたが、本シリーズでは「中級者・上級者」対象とした診療ノウハウを扱っています。

座長・銭田良博先生(当会理事・副会長、株式会社ゼニタ 代表取締役社長)の司会および会場運営の元、吉田眞一先生による講義、実技が行われました。

  • 第1回目の内容:上殿神経・上殿動脈、中殿筋、下殿神経・下殿動脈(詳細はこちら
  • 第2回目の内容:坐骨神経、後大腿皮神経、陰部神経(詳細はこちら

これまでの2回で、吉田眞一先生の精密な診察と治療の実例をご提示致しました。

今回、第3回目は、診察の基本となる診察方法の考え方、そして吉田先生の診察時の思考過程の神髄を発表頂きました。

  • fasciaの概念からみた腰殿部痛(筋膜、靭帯[腸腰靱帯、棘上靱帯・棘間靱帯]、椎間関節、仙腸関節、硬膜外腔・硬膜黄色靱帯複合体、等)

講演後は、会員内外からの活発な質疑応答がされました。


動画公開(会員限定):第25回 JNOSウェビナー[Web Seminar] 講義・質疑応答

第25回JNOSウェビナーの動画およびディスカッションは、会員限定フォーラムで閲覧可能です

  • 前半の講義動画・実技含み(70分)
  • 質疑応答・ディスカッション(20分程)
  • 質問①:棘突起近傍組織の脂肪変性というものは、どのような形状・所見があるのかを教えて頂きたいです。
  • 質問②:腸腰靭帯について描出して頂けませんでしょうか?また、腸腰靭帯に発痛源がある場合は、どのようなエコー所見があるのでしょうか?→実技回答
  • 質問③:上殿皮神経の描出をしていただけませんでしょうか?→実技回答
  • 質問④:長後仙腸靭帯の描出をして頂けませんでしょうか?→実技回答
  • 質問⑤:腰痛には複合的な要因があると思いますが、吉田先生が初回の治療の際に大事にしているポイント、治療の組み立て方など、どのように考えて治療をされますか?また、治療後に理学療法士とどんなコミュニケーションをとってリハビリに繋げていますか?
  • 質問⑥:腰が前かがみになっていて足がつる方がいます。これは骨盤が後傾してハムストリングスと腓骨神経が癒着して、腓骨神経が引っ張られるのでしょうか?
  • 質問⑦:パーキンソン病の患者さんで、なかなか立位の動作による疼痛部位の評価ができない症例があります。評価をするうえで何かアドバイスがあれば教えて頂きたいです。例えば座位のみの評価にするといった工夫などでしょうか?→小林只回答補足あり
  • 専用フォーラム内でディスカッションもあり。

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