当会理事が中心になり執筆したエコーガイド下ファシアリリースに関する論文が、ネイチャー・リサーチ社のオンライン学術雑誌であるScientific Reports(5-year impact factor (2021): 5.516)に掲載されました。
論文のタイトルは「Effectiveness of ultrasound-guided fascia hydrorelease on the coracohumeral ligament in patients with global limitation of the shoulder range of motion: a pilot study」で、烏口上腕靭帯に対するエコーガイド下ファシアハイドロリリースが肩の可動域にどのような効果を与えるかを検証した内容となっております。
本論文の著者は
- 木村 裕明(日本整形内科学研究会 代表理事、木村ペインクリニック院長)
- 須田 万勢(日本整形内科学研究会 会員、諏訪中央病院リウマチ膠原内科医長)
- 小林 只(日本整形内科学研究会 理事・学術局長、弘前大学医学部附属病院 総合診療部 学内講師)
- 鈴木 茂樹(日本整形内科学研究会 理事、木村ペインクリニック)
- 福井 翔(聖路加国際病院)
- 小幡 英章 (日本整形内科学研究会 理事、埼玉医科大学総合医療センター麻酔科 教授)
となります。
本件は当会が研究をしているファシア及びその治療技術の効果についての貴重な一歩です。
論文はオープンアクセスで、誰でも無料で全編を読むことができます。
以下のURL(英語)から閲覧可能です。是非、ご参照ください。
https://www.nature.com/articles/s41598-022-23362-y
引用頂く際は、以下表記もご参照ください。
Kimura, H., Suda, M., Kobayashi, T., Suzuki, S., Fukui, S., & Obata, H. Effectiveness of ultrasound-guided fascia hydrorelease on the coracohumeral ligament in patients with global limitation of the shoulder range of motion: a pilot study. Scientific Report 12, 19782 (2022). https://doi.org/10.1038/s41598-022-23362-y
当会会員で、研究成果についてプレスリリースを希望される方は、事務局までご連絡ください。